適切な塗り替え時期の見極め方

失敗しない外壁塗装《時期の見極め方編》

どうやって判断するの？
適切な塗り替え時期の見極め方。

時間の経過とともに汚れが目立ってきた住まいを前に「そろそろ塗り替えてきれいにした方がいいのかな？」と、気になり始めたのではないでしょうか？業者の相談すると「今すぐ塗り替えましょう！」と言われ、「ほんとうにそうなのかな？」と思う方は多いと思います。
ここでは、塗り替え時期のベストタイミングがいつなのかという正しいタイミングをご説明いたします。

以下の表をご覧ください。一般的な塗り替え周期は8年～15年と言われています。その理由は、塗装の「保護機能」が大きく関係しています。「保護機能」とは、雨風や紫外線などの外部環境から住まいを守るという塗装の役割の一つです。塗装をすると塗装後にできる塗料の膜が住まいの鎧となって劣化を進行させる原因でもある紫外線の影響を最小限に食い止め、さらに、住まい内部へ水が浸入するのを防ぎます。
もしも最適なタイミングで塗装をしなければ、紫外線が劣化を進行させ、住まい内部に侵入した水が躯体を腐食し、あっという間に住まいは寿命を迎えてしまうでしょう。そこで、この「保護機能」が失われかけてきた8年～15年が塗り替えのタイミングとなります。

屋根や外壁を覆っている塗膜は、時間の経過とともに劣化が進行していきます。そしてある一定以上にまで進行すると、劣化の症状である「ひび割れ」や「塗膜の剥がれ」などが現れ、下の写真で紹介しているように目で見てもわかるような症状が出ます。この劣化の症状をチェックすれば、どれくらい保護機能が失われているか、どれくらい屋根や外壁の劣化が進行しているかが判断できるので、より正確で適切な塗り替えのタイミングを知ることができます。